2020年6月第3週のドル円見通し

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現在のポジション・なし

どうも、おっちょ(@occho_fxtrader)です。

 

昨日ついにアベノマスクが届きました。

今やもうマスクは普通に市場に出回っていて、薬局はおろかスーパーや「こんなところにも?」という場所でも売っています。

アベノマスクの到着が遅いことをどうこう言うより、マスク製造に関わった企業の努力に感謝したいですね。

梅雨が明けたら夏が来ますが、猛暑の中でマスクをつけて外に出るなんて考えただけでも苦しくなりそうです(笑)

 

さて、それでは今週のドル円の見通しを立てていきたいと思います。

 

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これまでの流れ

まずはこれまでのドル円の流れの確認です。

(ドル円週足)

 

(ドル円日足)

コロナショックで2月高値の112円からの急落が101円で底を打ち111円にまで切り返してきた後は下落トレンドが続いていましたが、安値106.00からのプルバックの反発が戻り高値を上抜いたことで短期的に買い優勢の展開となり、トレンド転換したと見れる兆候が示されました。

その後は抵抗帯上限108.00を背にした中長期戻り売りの抵抗に逢いレンジを形成するも、106.00からの押し目買いが勝利し4月高値109.38をブレイクしました。

が、今週は先週の陽線を否定しさらに先週レンジ下限の水準も下割るなどかなり強い売りの流れが起こりました。

 

先週末に想定した値動きゾーンを振り返ってみると、111円台を目指す動きになると見た上での想定値動きゾーンだったので、下限緑色ゾーンのはるか下まで行くという予想外の展開になりました。

 

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週明けの方針

次に今週のドル円の見通しです。

(ドル円4時間足)

 

まず、ブル派とベア派それぞれの視点を以下のように推測します。

 

🐮ブル派5月頭に形成したWボトムネックライン&雲下限をサポート根拠に反発上昇を狙った買い。ターゲットは、先週陰線の戻り売りが入って来そうなフィボ38.2%ラインの107.90付近(先々週レンジ上限&日足21SMAでもある)。ここを越えると108.30(日足21SMA&フィボ50%)が見えてくる。買いの撤退は先週安値106.56割れのポイント。5月安値106.00で反発する可能性もあるが、先週の下げ方から売りがかなり強いことが読みと取れるので、買うのは底堅い形を見せてからの方がいい。

 

🐻ベア派先週陰線の戻り売り。売り候補はフィボ38.2%の107.90付近。ここは日足21SMAが通っておりさらに先々週レンジ上限でもあるのでレジスタンスとしての意識が強いことが推察できる。狙う動きは先週安値更新からの5月安値106.00。ここが割れればさらに見通しは良くなり、105円前半まで狙えそう。対する勢力は雲下限をサポートとした先週安値からの押し目買い。107.90を越えられると108.30まで、ここも越えられると先週安値からの押し目買いの勢いが強くなりそうなので、107.90をひとまず第一関門として考えておく。

 

想定値動きは以下の通りです。

値動き想定ゾーン
  • 中段黄色ゾーンは、106.56〜107.90
  • 上段マゼンタゾーンは、107.90〜109.38
  • 下段緑色ゾーンは、106.00〜106.56

 




 

さて、今週の方針です。

まず週明けの15日(月)に、ドル円108.30と108.54に3000億ドル規模のデカめのオプションが観測されているので、そこに向かって大きく上昇する可能性があります。

なのでパターンが形成されれば、上抜けロングで大きな値幅が期待できますが、今のところは形ができていません。

とりあえず月曜日はパターン形成を待ち、できれば上抜けでロングして、できなければNYカットを通過するまで静観という作戦でいこうと思います。

その後のことはまた火曜日に戦略を考えます。

 

それでは今回はこの辺で👋

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