【米雇用統計】発表の日程とこれまでの数値結果の推移まとめ|2020年最新版

(最終更新:2020年4月7日)

駆け出しのトレーダー
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「今日は雇用統計があるぞ!」ってTwitterでみんなザワついてるのを見るけど、雇用統計って何ですか?

 

雇用統計とは、米国労働省が毎月第一金曜日に発表するアメリカの経済指標のことです。

他の国でも雇用統計は発表されていますが、大国である「アメリカの雇用状態」は、世界経済の状態を如実に映し出すため、アメリカの雇用統計はマーケットでの注目度が極めて高い経済指標となっています。

したがって、単に「雇用統計」と言えばアメリカの雇用統計のことを指す場合が多いです。

 

以下、世界中が注目するアメリカの雇用統計についてをまとめてみました。

 

この記事でわかること
  • 雇用統計で見るべきポイント
  • 主要項目の数値の過去推移
  • 雇用統計の日程スケジュール

 

 

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雇用統計とは?

アメリカ雇用統計とは、米国労働省が毎月第一金曜日に発表する、米国の雇用情勢を調べた景気関連の経済指標の事です。

全米の企業や政府機関などに対してサンプル調査を行い、以下の項目の統計が発表されます。

 

  • 非農業部門雇用者数(要注目)
  • 失業率(要注目)
  • 建設業就業者数
  • 製造業就業者数
  • 小売業就業者数
  • 金融機関就業者数
  • 週労働時間
  • 平均時給
  • etc.

 

雇用統計は、その数値がFOMCの金融政策の決定に大きな影響を与えるとも言われ、数ある経済指標の中でも一番注目が集まる指標の一つです。

 

 

 

そして、雇用統計で発表される項目のうち、特に「非農業部門雇用者数」「失業率の2項目がマーケットで注目されています。

とりわけこの2項目は、今後の経済の行方を左右しうる項目なので、この数値の変化は都度、目で追っていく必要があります。

駆け出しのトレーダー
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アメリカが世界経済の中心なんですね!

 

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注目すべき主要項目はこれ

では次に、上記の2項目についてを簡単に説明します。

非農業部門雇用者数

非農業部門雇用者数は、農業部門以外で働く雇用者数のことで、前月の雇用者数を基準としてどの程度増えたかで発表されます。

「雇われた人が多い➡︎景気が良い」と判断できるので、この数値が高ければ高いほどマーケットはポジティブに捉えます。

駆け出しのトレーダー
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アメリカは「雇用の最大化」が目標ですもんね!

為替市場ではドル高で反応し、つまりドル円は上昇します。

 

 

非農業部門雇用者数(前月比)の推移

年\月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2020年22.527.5−70.1
2019年31.13.318.922.47.219.315.916.818.015.625.614.5
2018年23.932.613.515.924.424.814.727.011.823.717.622.2
2017年23.821.97.917.415.223.118.915.61.824.425.216.0
2016年17.224.520.812.31.129.227.516.719.114.220.415.7
2015年23.926.48.522.125.423.124.513.613.729.825.226.2
2014年12.919.720.328.222.429.821.218.025.624.335.332.9

 




失業率

失業率は、労働力人口における失業者の割合を示し、「(失業者÷労働力人口)×100」で計算されます。

 

日本では労働者の雇用は法律で守られており簡単には解雇できない仕組みになっていますが、アメリカでは解雇規制がゆるいため、業績が悪いからという理由で人件費カットのために簡単に労働者を解雇できます

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これぞ実力主義。。。

したがって、失業率は景気の良し悪しを測る判断基準としての指標として見ることができます。

 

失業率の推移

年\月1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
2020年3.63.54.4
2019年4.03.83.83.63.63.73.73.73.53.63.53.5
2018年4.14.14.04.03.84.03.83.83.73.83.73.9
2017年4.74.64.44.44.44.34.44.44.24.14.24.1
2016年4.94.95.05.04.84.94.84.95.04.94.74.7
2015年5.75.55.45.45.65.35.25.15.05.05.15.0
2014年6.66.76.76.26.36.16.26.15.95.75.85.6

 

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主要項目の過去の数値推移

2008年9月15日に起きたリーマン・ショックで失業率は一時10.2%にまで上昇しましたが、それ以降は徐々に景気が回復し失業率も改善してきています

駆け出しのトレーダー
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こうやって見ると景気が良くなってきてるのが分かりますね!

ところが、2020年1月に中国武漢で発生した新型コロナウイルスの感染拡大により、世界規模で深刻な経済的ダメージを被りました。

これによって2020年4月発表(3月結果)の雇用統計では前代未聞の数値が記録され、その影響の大きさが伺い知れます。

 

もちろん、雇用者数と失業率の2つの材料だけで景気の良し悪しを測ることはできません。

景気の状態を判断するには他の要因も色々考慮する必要がありますが、とはいえこの2つの項目は世界中が注目する指標なので、その数値結果は必ずチェックしておきたいところです。

 

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雇用統計の日程をチェック

続いて、雇用統計発表の日程です。

2020年の雇用統計のスケジュールを以下にまとめました。

 

雇用統計の発表日発表時間
2020年1月10日 (金)22:30
2020年2月7日 (金)22:30
2020年3月6日 (金)22:30
2020年4月3日 (金)21:30 (夏時間のため以降1時間早まる)
2020年5月8日 (金)21:30
2020年6月5日 (金)21:30
2020年7月2日 (木)21:30
2020年8月7日 (金)21:30
2020年9月4日 (金)21:30
2020年10月2日 (金)21:30
2020年11月6日 (金)22:30 (冬時間のため以降1時間早まる)
2020年12月4日 (金)22:30

 

繰り返しになりますが、アメリカ雇用統計は原則毎月第一金曜日に発表されます。

※正確には、「当月の12日を含む週の3週間後の金曜日」であるため、第1週目の金曜日ではない場合があります。

発表時間も、夏時間と冬時間で1時間のズレが発生するので、日程と併せてチェックが必要です。

 

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まとめ

 

まとめ
  • 雇用統計では「非農業部門雇用者数」と「失業率」が重要
  • 過去の数値推移を見て現在の状態を知ろう
  • 雇用統計の2020年日程スケジュールを把握しよう

 

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