どうも、おっちょ(@occho_fxtrader)です。
このページでは、住信SBIネット銀行で円をドルに両替(いわゆるドル転)し、そのドルをSBI証券の口座に入金する方法を紹介します。
住信SBIネット銀行を利用してドル転する方法
STEP①.住信SBIネット銀行に日本円を入金する
住信SBIネット銀行でドル転するには、当然ですが元手となる日本円が必要になります。
なのでまず最初に、住信SBIネット銀行に日本円を入金しましょう。
その方法が2つありますので、それぞれ解説します。
SBI証券から出金して住信SBIネット銀行に入金する
まず一つ目の方法として、SBI証券の買付余力から住信SBIネット銀行に入金する方法です。
⬆︎出金をクリックします。
⬆︎振込先金融機関口座が住信SBIネット銀行でない場合は、振込先を住信SBIネット銀行に変更します。
あとは、任意の金額を入力し、住信SBIネット銀行に入金するだけです。
※この、SBI証券の買付余力から出金する方法では、住信SBIネット銀行への入金は即日反映とならないので注意が必要です。
SBIハイブリッド預金から代表口座円普通預金へ振替する
二つ目の方法として、SBIハイブリッド預金から住信SBIネット銀行の代表口座円普通預金に振替する方法です。
SBIハイブリッド預金の申し込みをされている方は、SBI証券での買付余力がSBIハイブリッド預金と連携しているはずなので、このSBIハイブリッド預金を住信SBIネット銀行の代表口座円普通預金に振替しましょう。
⬆︎住信SBIネット銀行にログインし、「振替」をクリックします。
⬆︎出金口座は「SBIハイブリッド預金」を選択し、振替先口座は「代表口座 円預金」を選択してください。
そして、任意の振替金額を入力し、「最後に確認する」をクリックします。
その後、WEB取引パスワードの入力を求められますので、パスワードを入力し、「確定」をクリックしてください。
これで振替完了です。
STEP②.住信SBIネット銀行でドル転する
住信SBIネット銀行に日本円を入金できたら、いざドル転です。
⬆︎ホーム画面の「外貨普通預金」をクリックします。
⬆︎米ドル/円の「買付」をクリックします。
⬆︎出金口座は「代表口座 円普通」を選択し、入金口座は「代表口座 米ドル普通」を選択してください。
注文方法は、❶リアルタイム❷指値注文❸複合指値(IFD)❹複合指値(OCO)❺ウィークエンド※(週末時のみ表示)があります。
今のレートで買いたい場合はリアルタイムを選択し、決まった値段で買いたい場合は指値注文を選択してください。
買付金額は、「円」または「ドル」のどちらかを選択し金額を入力してください。(◯◯円分のドルを買いたいのであれば「円指定」、◯◯ドル買いたいのであれば「ドル指定」です。)
今回は例として、リアルタイム注文で50ドルを買い付けてみます。
最後に、「WEB取引パスワード」を入力して「確認する」をクリックします。
⬆︎為替レートは刻々と変動していますので、リアルタイム注文の場合は買付確定までの猶予時間が10秒しかありません。
この間に「確定」をクリックしてください。
⬆︎確定できれば、このように注文の詳細が表示されます。
⬆︎注文照会画面でもこのように確認することができます。
今回は、買付レート104.08円で50ドルを買い付けましたので、5,204円で50ドルをドル転できました。
STEP③.住信SBIネット銀行でドル転したドルをSBI証券に移す
住信SBIネット銀行でドル転できたら、今度はSBI証券にそのドルを映します。
⬆︎「入出金•振替」をクリックします。
⬆︎「外貨入出金」の項目の中の「外貨入金」をクリックします。
⬆︎金融機関名が「住信SBIネット銀行」になっているかを確認し、通貨を「米ドル」に選択し、振込金額を入力してください。
そして取引パスワードを入力し、最後に「振込指示確認」のボタンをクリックします。
⬆︎内容に間違いがなければ、「振込指示」をクリックしてください。
⬆︎住信SBIネット銀行の「即時決済サービス」のログイン画面が出てくるので、ユーザーネームとWEBログインパスワードを入力しログインしてください。
⬆︎このような確認画面が出てきますので、画面下部のチェックボックスを確認しチェックを入れ、「WEB取引パスワード」を入力し、「確定する」をクリックしてください。
⬆︎するとこのようなポップアップが出てきますので、「このウィンドウを閉じる」をクリックしてください。
⬆︎SBI証券の「外貨入出金 操作履歴」から、住信SBIネット銀行で買った米ドルを無事にSBI証券に入金できたことが確認できます。
以上でドル転が完了しました。
気をつけたい点
直接SBI証券でドルに両替すると手数料が高くなる
ここまで、住信SBIネット銀行でドル転する手順をお話してきましたが、いちいち住信SBIネット銀行を経由するとかかなり面倒臭いですよね・・・
もっと手っ取り早くドル転する方法として、SBI証券で直接ドルを買うという方法があるっちゃあるのですが、これをやってしまうと手数料が多く取られてしまいます。
住信SBIネット銀行でドル転する工程をお見せしましたが、住信SBIネット銀行でドル転したタイミングと同じタイミングでSBI証券でドル転しようとするとどうなるのか、下をご覧ください。
⬆︎住信SBIネット銀行では1ドル104.08円でドル転できましたが、同じ時間にSBI証券でドル転しようとすると、住信SBIネット銀行よりも22銭高いレートが提示されていますので、その分多くお金がかかってしまうことになります。
この差は、手数料( + 実際の為替変動の差分) です。
今回、住信SBIネット銀行で50ドル分購入した際に必要になった日本円は5,204円でしたが、この時SBI証券で直接50ドル買っていたとしたら、5,215円かかっていたことになります。
たかだか数十円かもしれませんが、もっと多くのドルを両替したいとなればこの手数料は侮れません。
ドル転する際は、ぜひこの点を抑えておいてください。
まとめ
SBI証券で(外貨建てで)米国株を買うには、米ドルが必要になります。
今回はその米ドルの両替方法として、住信SBIネット銀行を利用してドル転する手順をお伝えしてきました。
ちょっと工程が多くて面倒臭いかもしれませんが、慣れればすぐにできますし、何より手数料が安く済みます。
「SBI証券で直接ドル転していた!」 という方がおられましたら、住信SBIネット銀行の利用をお勧めします!
それでは今回はこの辺で👋
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